日本口腔インプラント学会第26回近畿・北陸支部総会・学術大会に参加して

2006年7月22日23日 富山市 ボルファートとやまにおいて、日本口腔インプラント学会第26回近畿・北陸支部総会・学術大会が開催された。

福井県からは、我々 福井歯科インプラント研究会が、「インプラント上部構造装着1年後における骨吸収量の臨床的検討」と題して発表した。

骨吸収量の臨床的検討は、約10年にわたり、福井歯科インプラント研究会が研究発表してきたテーマである。この資料を大切にして、これからも続けて分析検討していくことになるだろう。

歯科インプラントは歯科医学の中でまだまだ若い分野である。 昨年ようやく、歯科医学会に仲間入りできた。

そもそもインプラントとは失われた歯が再び顎の骨の中に蘇るという、すごく単純明快な人類の夢であった。 それがいまや現実になり、実際に患者様の口の中で機能している。 しかも、従来の治療法である ブリッジや入れ歯より長く持っているのだ。 まだまだ適応症は限られるが、今後ますます発展していく歯科の新分野である。 再生医療についての特別講演があった。 人体の組織を再生培養する医学がもうすでに始まっている。 間葉系幹細胞と呼ばれる幹細胞を用いることによって、体のあらゆる細胞組織を作ることができる。 近い将来、顎の骨の中に、歯の芽を植え付けて永久歯がまた生えて来るようになるかもしれない。

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