ここ数年、骨粗しょう症の治療薬として、「ビスフォスフォネート剤(商品名アレディア)」が、盛んに使用されています。その効果は強力で、ごく普通の内科医でも簡単に処方しているそうです。
しかし、副作用として、顎骨の骨壊死を起こすことがわかってきました。特に、感染した歯の抜歯をしたときや、広範囲な切開を要する手術をしたとき注意が必要です。患者さんの申告がない場合、大変な事態になる恐れがあるそうです。
骨粗しょう症と診断されて、お薬を飲んでいる方や、乳がん等で抗がん剤を服用中の患者さんは、歯科治療の前に必ず申告してください。
関連するホームページ http://www.cancerit.jp/archive193bisphosphonate.html