摂食嚥下機能障害の基礎知識
日頃お世話になっております藤島園にて、3月初旬、看護士、介護士さんを対象に勉強会をしました。藤島園のご好意により、このような機会を与えられ大変感謝しております。
認知症のお年寄りのお世話に関しては、プロフェッショナルな方々を対象にレクチャーをするわけですから、こちらも教えていただかなければいけないことも多々あるとは思いましたが、口腔に関しましては、多少知識や経験もありますので、引き受けることになりました
当日は夜7時からにも関わらず、約30名~40名の方々にお集まりいただき熱心に御聴講いただきました。
講習は実習をたくさんとり入れて、楽しく過ごすことができ1時間があっという間に過ぎてしまいました。
内容は、認知症の患者さんの現状を統計やアンケート結果をもとにお話して、口腔ケアーの重要性を強調してから、嚥下の基礎知識として、解剖や嚥下の5期 ①認知期 ②準備期 ③口腔期 ④咽頭期 ⑤食道期 について詳しく説明しました。特に、認知期や準備期も大切なことを、実習を通して体験してもらいました。みなさんのご協力で、気持ちよく講演を終了しました。
最後に、企画していただいたSさんHさんに厚く御礼申し上げます。また、ほんのさわりだけでしたので、また呼んでいただけたら何度でも伺いますので、よろしくお願いします。